2017年4月11日火曜日
リール分解メンテナンスのポイント
リール分解メンテナンスの
ポイントをお伝えします。
過去の自分の経験です。
経験者の方は、知っていること
ばかりだと思います。
準備するもの
・カメラ
・工具
・新聞紙
・グリス
・洗浄剤
・小さなタッパー
・キッチンペーパー
それでは
作業を開始しましょう。
1.準備編
分解する前の準備として
机に新聞紙を引きましょう。
グリスで机が汚れますので
引いたほうが安心です。
それから工具ですが
ネジの大きさにあったものを使いましょう。
サイズが合わないドライバーを使うと
すぐにネジがなめってしまします。
2.分解開始
いよいよ、分解を進めていきますが
取り外す前に、写真を撮っておきましょう。
組み上げるときに、この部品はどっち向きに
ついていたっけ?となってしまうことがあります。
分解するパーツの都度
外す前に撮っておくことをお勧めします。
3.分解したパーツ
分解したパーツは、順番に並べていきましょう。
そうすれば、組み上げるときは
最後に置いた部品から組み上げていけば
良いことになります。
こんな感じで、パーツを並べて
置いていきます。
パーツが並んでいる写真を撮ったら
洗浄します。
洗浄の方法は、100均で売っている
小さなタッパーを使います。
タッパーにパーツを入れて
洗浄剤(パーツクリーナーなど)を吹いて
古いグリスや、汚れを落とします。
洗浄剤の種類によりますが
プラスチックのパーツは変色する場合があるので
注意が必要です。
しばらく漬け込んだ後は
歯ブラシなどで、汚れを取って
キッチンペーパーでふき取ります。
ここでポイントですが
ティッシュペーパーは使わないほうが良いです。
ふき取る際、パーツにティッシュが付いてしまう
場合がありますので、キッチンペーパーをお勧めします。
ふき取ったパーツは
再び、分解した順番に並べなおします。
全てのパーツを並び終えたら
組み上げていきます。
4.組み上げ
組み上げの時のポイントとしては
メインギヤ側のボディー内側に
極めて薄くグリスを塗っておく。
錆防止効果のためにやってます。
メインギヤのグリスは
付けすぎず、少なすぎずって感じで
言葉で表現するのが難しいです。
ベアリングですが
脱脂洗浄後は、オイルをほんの僅かだけ付けて
回転させて、キッチンペーパーでふき取りさせてます。
シャフト部分のオイルは
ちょっとたらして、キッチンペーパーでふき取りしています。
こんな感じで分解メンテナンスをやっています。
とにかく元に戻すことが大事です。
写真はとにかく撮っておくことが
保険となり資料になります!