2017年4月21日金曜日

Z-PRIDE分解メンテナンス



オカッパリ専用リール。
Z-PRIDE。

オフィスZPI社が、シマノ 13メタニウムを
オカッパリ専用リールに変身させた非常に高価なリールです。

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メーカー記事の抜粋。

ベイトフィネスが新たな釣り方として確立された今、
オカッパリアングラーのタックルは増えていく一方で、
釣場に持っていけるタックルは限られてしまう。

そんな限られた条件で、最大限の釣果を求めるのが陸っぱりフィッシング。
陸っぱりフィッシングの中で、釣り人はベイトフィネスと中量級ルアーの
両立ができたらという欲求を感じながら釣りをしている。


そんな陸っぱりアングラーの欲求を満たす為に生まれたのがZ-PRIDE。


Z-PRIDEは、陸っぱりベイトで最も使用する12ポンドを軸に
専用設計された独自のスプール径とスプール溝で、
7ポンド~10ポンドベイトフィネスや10ポンド~14ポンド中量級ルアーを
幅広くカバーし、5g前後~20g前後のルアーを
ストレスフリーで投げられるリールを開発しました。


誰もがキャストが上手くなったと錯覚させるほどのキャスタビリティがあり、
キャスティングの心地よさ、楽しさを実感する事ができる
究極の陸っぱり専用リールがデビュー!!

チューニング内容

ベースリール:SHIMANO 13メタニウムHG
Z-PRIDE専用カラーフィネスリング
小径化 陸っぱり専用スプール
13メタニウム専用 フルアジャスタブルマグネットブレーキユニット
防錆SiC-BB セラミックボールベアリング
Z-PRIDE専用ノブ付き4軸カーボンハンドル
Z-PRIDE専用カラーペンタグラムスタードラグ
Z-PRIDE専用プレミアムメカニカルキャップ
ハンドルベースカバーリング
リールボディZ-PRIDEロゴ
F-0エクストラロングキャスト & F-0ナノフィネスオイル付属
Z-PRIDEオーナーズカード
Z-PRIDE専用BOX

価格
68,000円+税

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メンテナンスをするのが怖い価格ですが
元がシマノ製ということで、ダイワに比べメンテナンスがしやすいので
チャレンジしてみました。


ハンドルから外していきます。

ハンドルを外した後に出てくるナットに方向があります。


















メカニカルブレーキを外して、ネジを3本外すと
メインギアが見えます。


















角度を変えた写真も掲載しておきます。



















ギアを取り外した状態です。


















さらに、ネジで止まっているギアを取り外します。




















スプールを取り外して
ネジ止めされている、フロントカバーを取り外します。

Eリングの大きさなども確認しておきます。



















反対側のEリングです。



















レベルワインドの銀色のネジを外し
両側のEリングを外すと、レベルワインドが取り外せます。



















分解した、各パーツの写真です。





































特に注意が必要なパーツのUP写真です。

ボディーを固定しているネジは大きさが異なるものがあります。
写真は、ネジの取り付け位置のままの状態です。
右側を固定するネジが短くなっています。




















ハンドル部のワッシャーなどの順番です。
これも、忘れやすいのでUPしておきます。



















ベアリングです。




















各パーツの場所がわからなくならないように
写真を撮ったら、洗浄します。

パーツクリーナーで漬け込み洗浄です。




















ボディーは桶で洗います。




















ベアリングのオイルは付属していたものを使います。




















綺麗に洗浄されたパーツを組んでいきます。

グリスはほどほどに、多すぎず少なすぎずで。



















フロントのパーツですが、取り外しは苦労しませんでしたが
取り付けに苦労するかもしれません。。。

取り付けるコツは、写真の角度でパーツをはめ込むと
上手く取り付けられます。



















綺麗になりました。




















シマノ社のリールは、分解メンテナンスがしやすいので
大変高価なリールでしたが、無事に復活しました。


ただし、マグネットブレーキ部については
触るのが怖かったのでベアリング以外は、一切手を付けませんでした。